衣類の防虫には何を使っている?
オフシーズンの衣類を収納ケースにしまったものの、衣類の防虫剤の臭いが苦手だという方は多いのではないでしょうか?
私も子供のころ、樟脳の独特の匂いがとても苦手でした。
母が樟脳(しょうのう)と言っていたのでこの言葉をよく使っていますが、夫には通じませんでした。
樟脳のは衣類の防虫剤の成分の一つで、正確には「衣類の防虫剤」ですね。
夫は今でも防虫剤の臭いがすると来てくれないので、衣替えで出した服はは3〜4回は洗濯ししないと着てくれないことも。
でも、防虫剤を入れないと虫に食われるし、むしろ、防虫剤を入れても効果が切れてセーターが虫に食われたこともしばしば経験しました。
出産してからは、子供の服を防虫剤漬けにするのもなんとなく嫌でした。
子供のが生まれてからはじめての衣替えのタイミングで、防虫剤の臭いから開放され、かつ、長期間の保存にも耐えられるようなものはないかと探しはじめました。
その時、思い出したことが一つありました。
このおかげで我が家は防虫剤の匂いから開放されたで、防虫剤を使わない衣類の防虫方法をお伝えします!
防虫剤のデメリットは?
我が家で問題になったのは次の2点です。
- 匂いが嫌
- 防虫剤と衣類の素材の相性を確認するのが面倒
- ゴミが出る
防虫効果のある成分は主に4つほどありますが、それぞれに使えない素材があったり、異なる成分のものを一緒に使ってはダメだったり、入れすぎると服が傷む、など細かい決まりがあるのもちょっと面倒です。
匂いに関しては、最近は独特の匂いが軽減されているものや、フローラルな香りのものがあるので、あまり気にならないという方も多いですね。
夫のために無臭タイプを使ったこともありますが、半年ほど密閉保存しているせいか気になるときもあるようでダメ出しされたことがあります。
個人的には、効果の切れた防虫剤の空容器を回収して捨てることがとても面倒です。
全部取ったつもりでも、気づくと衣装ケースの底から袋が山盛り出てきた、なんてことはスボラな私にはよくあります。
我が家は「いつか着るだろう」とおいてある服も多いので、気づくと防虫剤がなくなって袋だけになっていた、ということもよくあります。
なんとかこれらの悩みを解決できないかと考えました。
防虫剤の代わりに石鹸を使おう!
我が家で使っているのは、固形石鹸です!
母が「虫除けだ」と言って、昔からタンスに石鹸を入れていたのを思い出したのです。
真偽の程を調べてみると、石鹸をタンスに入れて防虫剤の代わりにしている方は結構いることが分かり、私も実践してみました。
防虫剤のように消えて無くならないので、放ったらかしでも効果が長続きするのがいいです!
今の所、虫食いもないように思います。
我が家で使っているのはこの石鹸です。
子供が生まれたときに、ボディーソープから固形石鹸に変えたときに思い切って大量に購入したものを使いました。
透明フィルムで個別包装されていますが、このままでも石鹸のいい匂いがします。
たくさんあるので、タンスや衣装ケースなど衣類をしまっているところにポイポイ放り込みました。
2〜3年使ってますが、今の所溶けてしまうといったトラブルはありません。
石鹸の近くの衣類には匂いが移ることもありますが、石鹸の匂いはそもそも気になりにくく、夫からの匂いの苦情もなくなりました。
効果的な石鹸の置き方は?
防虫剤のように、「〜リットルまでは何個」と決まっていないので、適当にポイポイ入れてます。
調べてみると、袋のままではなく少し穴を開けたり、パッケージをあけてハンカチで包むなど、石鹸が空気に触れやすくするほうが防虫効果が高いようです。
私の場合、間違って子供が口に入れてしまうのを避けるため、個包装のまま使用しています。
おそらく、石鹸の匂いが虫を寄せ付けないのだと思いますが、経験的なものなので根拠は私もよくわかりません。
ラベンダーなどのいいかおりの石鹸を使うと衣類にうっすら香りが移っていいかもしれません。
防虫剤の匂いがどうしても嫌だったり、防虫剤の入れ替えが面倒だという方は是非試してみてください。