子供がお風呂を嫌がらないための6つの工夫「温度・スポンジ・シャンプー・シャワー・時間・遊び」に着目!

子供のお風呂嫌いを解決するために

子供が急にお風呂嫌いになったと感じるお母さんも多いとは思いますが、実はほとんどのケースで何かしらお風呂嫌いになる理由があります

その為原因となっている問題さえ解決すれば、自然とお風呂好きへと変わっていきます。

今回は私の経験から、お風呂嫌いを解決するために行った6つの工夫を紹介します。

6つの工夫

子供がお風呂を嫌がる理由としては、基本的にお風呂に入ると嫌な事が起きると思っているからです。

その理由を解決しないままでは、子供にお風呂に入るよう言っても嫌がるのは当然です。

まずは子供の話を聞き、お風呂を嫌に思う原因を探しましょう

一般的に嫌に思う原因とされているのは、お湯が熱いシャンプーが目に染みる体を洗うのが痛いシャワーが怖い等と言われています。

これらを1つ1つ解決していく事が、子供がお風呂好きになるコツなのです。

私が実践したことは次の6つです。

  • お湯の温度の最適化
  • 柔らかめのスポンジ
  • 低刺激シャンプー
  • 怖くないシャワー
  • お風呂の時間の定着
  • お風呂で遊ぼう

お湯の温度の最適化

お風呂

「お湯が熱い」と子供が感じている場合は、お湯の温度を見直しましょう。

実は1歳児に適している温度は36度~38度と言われています。

赤ちゃんの頃の沐浴では温度を気にしている人が多いとは思いますが、大きくなるにつれ大人に合わせてはいませんか?

36度だと大人はぬるく感じるとは思いますが、温度を変えるだけでも子供のお風呂嫌いが治る事があります。

柔らかめのスポンジ

子供の肌は大人に比べると弱くできています。

その為ゴシゴシ洗ってしまうと「体を洗うのが痛い」と嫌に思われてしまいます。

強く擦れば汚れが落ちるとは限りません。

しっかりと泡立てて、やさしく洗ってあげましょう。

子供用の柔らかいバススポンジも売られていますし、キャラクターのデザインのバススポンジもあります。

子供が好きなキャラクターであれば、お風呂好きになるのを助けてくれるかもしれません。

低刺激シャンプー

「シャンプーが目に染みる」と言う場合はシャンプーの種類を変えてみましょう。大人と同じ物を使っている場合は、子供用の低刺激タイプのシャンプーを試してください。

子供はまだ上手に目を閉じて洗い流す事ができません。

低刺激タイプのシャンプーであれば、もし目に入っても痛みが少なくなるのでオススメです。

怖くないシャワー

そのうち慣れるだろうと、子供が嫌がっても頭からシャワーをかけてはいませんか?

もちろん慣れてしまって大丈夫になる子供もいるかもしれませんが、「シャワーが怖い」とトラウマのようになってしまう子供もいるので注意してください

このトラウマが大きい場合は、子供が成長してからも水が怖いと感じるようになってしまう恐れもあります。

それほど小さい頃の体験は深く刻まれるので、嫌がっている場合は無理に顔にはかけず、手や足などから徐々にかけていく等の工夫をしましょう。

お風呂 嫌がる

私の子供の場合はこのシャワー問題が1番大きかったです。

始めはシャワーをかけると嫌がって暴れてしまっていましたが、ただ言い聞かせるだけではなく、まず自分にかけたり子供に大丈夫だと分かってもらう工夫をしました

徐々に慣れさせる事で、今では水を怖がる事もなく普通にシャワーを浴びれる様になりました。

また、シャワー自体を楽しくするのも手です。

シャワーヘッドを光るものに変えることで、水が出ることが楽しいと感じるようになります。

MAX50%の節水効果で、温度で色が変わるので間違って冷たい水だったり熱すぎるお湯をかける心配が減り、子供にも安心な作りです。

我が家はこのシャワーヘッドの効果も大きかったと思います。

お風呂の時間の定着

お風呂の時間は決め、時間に長すぎず短すぎず入りましょう。

人間は順応能力があり、特に子供は強い傾向にあります。

決められた時間になると、慣れから自然に「お風呂は?」となってきます。

例えば、夕ごはんの後にお風呂に30分入るなどルール化しておくのがおすすめです。

温度と時間を一緒に測れるタイプのものを一つ浴槽に用意しておくと便利です。

お風呂で遊ぼう

お風呂嫌いを治すには、お風呂に行っても嫌なことは起きないと認識させることが重要です。

しかしそれだけではお風呂好きにはなりません。

また子供の中には「お風呂に行くと遊びを中断させられる」などの理由で、お風呂に入るという行為自体が嫌いな子供もいます。

そこでお風呂を楽しみにさせる必要があるのですが、お風呂限定のおもちゃなどを用意するのも1つの方法です。

お風呂のおもちゃはどうしてもカビやすいので、カビたらすぐに捨てられるタイプのものを購入しました。

お風呂に入ると楽しい事をやめないといけないではなく、お風呂に入ればできる楽しい事があると思わせる事ができます。

また、一緒に歌を歌ったり、数を数えたりするのも効果的です。

お風呂の中は音が反響しやすいので、普段とは音の聞こえ方が違います。

子供にとってはこの現象は不思議に感じられ、お風呂に行きたいと思う理由になるのです。