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指しゃぶりはいつからいつまでする?原因から知っておきたい対処法
子供の育児でお母さんがよく気になることの一つに指しゃぶりが挙げられます。
赤ちゃんの頃は指しゃぶりをするものだと思って微笑ましく見ていても、成長しても止めないと、「このままで大丈夫なのかしら?」、「いつ止めるのかしら?」と心配になることがあると思います。
指しゃぶりをしていると歯並びに悪い影響をもたらすといった話もあり、お母さんは頭を悩ませることもあるでしょう。
私も二人の娘を育てる中で、指しゃぶりを止めさせるのに苦労しました。
今回、私の実体験から指しゃぶりを止めさせるのに効果のあった方法を紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
赤ちゃんが指しゃぶりをする理由
そもそも「指しゃぶり」というのは母乳を飲むための準備です。
お腹の中にいる頃からしています。
そのため、赤ちゃんの指しゃぶりは不自然なことでは決してありません。
実際に統計データを見ると満1歳頃の赤ちゃんの50%から60%は指しゃぶりをしているという結果も出ています。
2歳頃からだんだんしなくなって、4歳になるとむしろ指しゃぶりをする子供の方が珍しくなります。
しかし、私の娘がそうだったように、その年になっても止めない子がいるのが実情です。
周囲の子供が次々に指しゃぶりを止めているのに自分の子供だけが指しゃぶりをしていると、成長が遅いのかなと不安に思う親がいるかもしれませんが、そこまで神経過敏になる必要はありません。
なぜ大きくなっても指しゃぶりをするのかというと、指をしゃぶることで心を落ち着かせているのです。
つまり心を安定化させるために行っています。
私の娘も不安や緊張を感じたときにはよく指を口の中に入れていました。
子供の心が安定するようにお母さんが努力することが大切です。
指しゃぶりを止めさせる方法⓵手を握ってコミュニケーション
私が指しゃぶりを止めさせるために工夫したことの一つは、不安や緊張を感じさせないように手をつなぐことです。
指を口の中に入れそうだなと思ったら、手をしっかりと握ってあげて精神的な不安を取り除く努力をしました。
特に寝る前は必ず手をつないで寝ました。
それから、保育園や幼稚園の中で友達ときちんとコミュニケーションを取って仲良くしているか聞いたり、家庭で不安になっていることはないか様子を見てあげたりしました。
長女と次女ともにこれらを実践することでしだいに指をしゃぶる回数が減っていきました。
最終的に4歳になった頃にはほとんど指しゃぶりをすることはなくなりました。
指しゃぶりを止めさせる方法⓶いけないことと優しく伝える
私が工夫したことのもう一つは、言葉で指しゃぶりをすることはいけないことだということを優しく伝えたことです。
頭ごなしに怒るのではなくて、指を口の中に入れると「ばい菌が入ってお腹や頭が痛くなっちゃうよ」、「ばい菌が体の中で悪いことするのよ」と子供でも分かる言葉遣いで伝えて、自らの意思で止めるように促しました。
長女のときはこの方法は非常に効果がありました。
指しゃぶりを止めさせる方法⓷ばんそうこうを貼る
最終的に効果的だったなと思ったのは、子供が好きなアニメのキャラクターが印字されているばんそうこうを指に貼ったことです。
プリンセスのばんそうこうを子供に選ばせて、子供の指に貼ったら指をしゃぶらなくなったのです。
ばんそうこうを貼った指はしゃぶりたくないという子供心を用いた方法だと自分でも思いました。
最後に
紹介したように指しゃぶりを止めさせる方法はいくつかあります。
大事なことはくれぐれも指をしゃぶりをするからといって叱らないことです。
親から叱られたら子供は精神的に不安になりますので、ますます指をしゃぶるようになるかもしれません。
大切なことは子供の心に寄り添って安心させてあげることです。