赤ちゃんの日焼けに気をつけて!夏の紫外線からすべすべ肌を守る3つの方法

赤ちゃん プール

赤ちゃんの肌を守る3つの方法

同じ経験を持つママも多いと思いますが、自分の子供に日焼け対策をしていますか?

子供は外で遊んで日焼けするものだから、日焼け対策の必要性はないと、親や周囲の人から言われることもあるかもしれません。

しかし、昔と比べて紫外線量は年間を通して増えていると言われています。

また、子供の頃に紫外線を浴びすぎると、シミやシワが増えて皮膚の老化を早めたり、皮膚ガンや目の病気を起こしやすくなることが分かっています。

日光に当たらないとビタミンDが作られず骨が強くならない、という理由で日光浴や積極的な外遊びを勧める考え方もあります。

しかし、1日のうち15分、手の甲が日光に当たるだけで十分なビタミンDが作られるので、日光に当たるのは買い物など日常の生活だけで十分です。

有害な紫外線は、小さな赤ちゃんにも降り注いでいるので、やはり日焼け対策は必要です。

デリケートな子供の肌を日焼けから守る3つの方法を、筆者の体験もふまえてご紹介します。

お子さんの日焼け対策の参考にしてみてください。
海水浴 子供

帽子や衣服、タオルなどで直射日光を避ける

まず1つ目は、帽子や衣服、タオルなどで直射日光を避ける方法です。

春になってくると紫外線量が増えてきますので、外出する時は帽子をかぶる習慣をつけるといいです。

実体験では、衣服から露出する首の部分が、早い時期から日焼けしがちです。

帽子を嫌がる子供もいるので、低月齢のうちに習慣にできるとなお良いです。

筆者も子供が生後6カ月の頃から、帽子をかぶせて鏡で見せ、脱がないように褒めちぎっていました。

また、外遊びをする時はなるべく長袖と長ズボンを着せて、直射日光が当たらないようにします。

遊んでいると暑くなってくるので、熱がこもって熱中症にならないように、薄手で風通しの良い生地を選びます

フードや紐がついた服は遊具などに引っかかる危険が増すので、自分で歩ける月齢の子供服は安全面にも配慮が必要です。

UVカット機能の施された服も売られているので、活用できるかもしれません。

紫外線を反射しやすい淡い色や白色の服がおすすめです。

できれば、UVカット機能のある生地の帽子で紫外線から赤ちゃんを守ってあげたいですね。

麦わら帽子もかわいいのですが、個人的には汚れても簡単に洗濯ができて清潔に保ちやすい布製のものが好きです。

抱っこ紐やベビーカーで出かける際には、日よけのタオルやシェードを1枚かけます。

持って出かけるのを忘れないように、私はいつもベビーカーに大判のガーゼタオルをセットして置いていましたよ。

車で出かける時も、窓からの日光で日焼けしてしまうので、窓用のサンシェードか大判のタオルなどを取り付けましょう。

車から降りている間チャイルドシートにかぶせておけば、金具やシートが熱くなるのを防ぐこともできます。

お出かけの仕方によって、必要な日焼け防止グッズは変わってきます。

状況に応じて日焼け防止グッズを使い分けましょう。
【保存版】乳幼児からの日焼け対策が大切!外出時に使いたい子ども用日焼け止めグッズ7選

日焼け止めを塗る

そして2つ目は、日焼け止めを塗るということです。

衣服から露出している手の甲や顔、抱っこ紐から飛び出した足など、服では隠せない場所には日焼け止めが効果的です。

赤ちゃんの肌に日焼け止めを塗るのを不安に思うママもたくさんいます。

ママ自身が強力なUVカットの日焼け止めで肌が荒れた経験があったり、敏感肌で肌に合わない日焼け止めで苦労した、など心配な要素がたくさんあるかもしれません。

でも、赤ちゃんの肌に極力負担をかけないように研究され発売されている日焼け止めがたくさんあります。

天然成分のみ配合のものや、農薬成分無配合のもの、石鹸ですぐに落とせるものなど、赤ちゃんに優しい商品を選びましょう。

もちろん、肌への負担が全くないとは言いきれませんので、使う量や使い方、落とし方などをきちんと守り、心配であれば最初にパッチテストをすると安心です。

成分に加えて、塗りやすさや携帯のしやすさなども考慮すると、塗ってあげるママの負担が減ります。

私の場合も、子供が遊んでいる途中で帽子を脱いでしまうようになったので、日焼け止めを併用しました。

玄関に置いておき、片手でさっと伸ばせるタイプのものは、お出かけ前に短時間で塗れて重宝しました。

紫外線が強い時間の外出を控える

最後は、紫外線の強い時間帯を避けるという方法です。

赤ちゃん お昼寝

午前10時から午後2時頃が、1日のうちで1番紫外線が多い時間帯です。

この時間帯に長時間外で遊ぶのを控えることで、日焼けのしすぎを防ぐことができます。

春夏ですと暑い時間帯ですし、熱中症の心配もあります。

お外が好きな子は、短時間のお散歩や、公園でも日陰の遊びに誘ったりして、日光に当たらないように工夫できます。

また、児童館や図書館など屋内での活動を中心にすることもできます。

大人でも、買い物や通勤など気をつけていても日焼けをしてしまうことはあります。

子供たちも、小学生くらいになれば日焼け対策をせず遊びに出かけるかもしれません。

日常生活の中で紫外線を全て遮断するのは難しいことです。

それでも、日焼け対策は将来の皮膚の健康を守ることにつながります。

日焼けをしすぎないように、赤ちゃんの頃から守ってあげましょう。