赤ちゃんが夏バテ・熱中症にならないための3つの工夫、ママが気をつけないといけないこと。

夏バテ2

赤ちゃんが夏バテ・熱中症にならないために

夏場の赤ちゃんの健康管理の中で、細心の注意を払うべき病気が熱中症夏バテです。

猛暑が続く中、赤ちゃんを連れて外出しなければならないママたちに、私が気を付けていたことをお話しします。

赤ちゃんは熱中症や夏バテしやすい?

炎天下、ベビーカーに乗せてのお出かけの場合、地面は実際の気温よりも5度以上は高いと心得ましょう

赤ちゃんの汗腺は大人と同じ数だけあります。

ですから、我々大人が感じるよりも、地面に近い場所にいて、体の小さな赤ちゃんの方が暑さを感じるため、熱中症や夏バテになる危険性が大人よりも高いといえます。

私が実践していた、赤ちゃんが熱中症にならないように気を付けるべきポイントは3つです。
ベビーカー

極力外出を控える

熱中症の対策として、まずは極力外出を控えること

赤ちゃんが安全に夏を過ごすことができるよう、エアコンなどで室温が調整できる環境で猛暑をやり過ごすことが大前提です。

最近、若いママたちが小さな小さな赤ちゃんを連れて炎天下を歩いているのを目にします。

その度に心配になるのですが、もちろんそのママたちにも事情があり、どうしても赤ちゃんを連れて夏場に外出しなければならないということが現実です。

外出をしなければならないときは、朝や夕方など、比較的気温が下降する時間帯を選択することが重要です。

さらに可能なら、外に連れ出す時間を短くすること。

大事な宝物である赤ちゃんを無事に育てるために、多少の不便はやむをえません。
夏バテ

知識を手に入れる

次のポイントは知識と実践です。

大人よりも赤ちゃんの方が暑さを感じることをママが知っている、ということ、さらに自分の感覚のみに頼らず、育児書や医療書で学習をすることが赤ちゃんへの危険を回避する重要な武器になります。

赤ちゃんが危険にさらされた時に「知らなかったから」「そんなの聞いたことがなかったから」という言い訳は通用しません。

赤ちゃんを守るため、ひいては自分を守るために知識と工夫は必要不可欠です。

私の場合は、暑い日は極力家の中でエアコンをつけて過ごしていました。エアコン

赤ちゃんに直接エアコンの風をあたらないように注意して、室温を28度に設定して汗などかきすぎていないか様子見ながら下げるようにしましょう。

身体の冷やしすぎもよくないので、汗などが引いたら28度に戻すようにしましょう。

買い物等の用事は宅配を頼んだり家族に頼んだりして済ませました。

これは、「炎天下には外出を控えなさい。」という私の母の忠告を聞き、育児雑誌やインターネットを調べて出した結論でした。

外出時の工夫

最後のポイントは、どうしても外出をしなければならいときの工夫です。

私は、扇子とミスト(霧吹きのビンに入ったミネラルウォーター。飲めるものがベター),清潔なガーゼ(数枚)の3点セットをいつもバッグに入れていました。

ガーゼでこまめに汗を拭き、赤ちゃんの顔が赤いかな、体温が高くなったかなと感じたら、別のガーゼにミストを吹きかけて濡れタオルを作り、血管が集中する首、手首、足首を冷やしてあげていました。

緊急に冷却が必要なときは扇子であおいで体温を下げ、様子を見て病院に連れて行ったり涼しい場所に行って休んだりと対策を講じていました。

この3点セットは、赤ちゃんだけでなくママ自身にも使えることが嬉しかったです。

解決

授乳中の場合、水分不足による夏バテはママにも赤ちゃんにも良くありません。

荷物としては少しかさばるのですが、赤ちゃんの体温を下げるとともに、ママもミストでひんやりすることができ、必要なら飲んで水分を補給できるので必ず携帯していました。

最近のベビーカーは荷物をおけるスペースを保持した物も多いので、面倒だな、重いな、と苦に感じることはありませんでした。

むしろ、赤ちゃんを守るための「安心材料」として持ち歩いていました。

子どもが1歳の時、猛暑に数回お出かけしましたが、3点セットのおかげで子どもは熱中症にかかることなく現在に至っています。

子どもが大きくなった今でも、日差しが強く暑い時のお出かけの時は3点セットを持って行きます。

少しの工夫で多大な成果を得られたこの3点セット、本当におススメです。