赤ちゃんのおむつかぶれ対策には色々な用途に使えるワセリンがおすすめ

赤ちゃん おむつ

赤ちゃんのおむつかぶれ対策にはワセリンがおすすめ

おむつかぶれが起こる原因

おむつ かぶれ

生まれたての赤ちゃんの肌はすべすべですが、とてもデリケートです。

赤ちゃんは1日24時間ずっとおむつをしているために、おむつに触れる部分が赤くなったりしがちです。
これがおむつかぶれです。

医学的には、おむつが触れるところにできる炎症なので「おむつ皮膚炎」とも言います。

おむつかぶれしている部分は赤くなったり、赤いポツポツができたりします

おしり全体が赤くなることもありますし、ギャザー部分が触れる太ももやウエスト部分にできることもあります。
酷くなるとかゆみや痛みが出てきます。

しかし、赤ちゃんは「かゆい」とか「痛い」と言えないので、泣いて主張するしかありません

おむつが濡れているわけでもなく、お腹がすいているわけでもないのに泣いている場合は、おむつかぶれを起こしていないか確認してみて下さい。

おむつかぶれが起きる原因は大きく3つ考えられます。

  1. 排泄物による刺激
    →おしっこやうんちが肌に触れてかぶれてしまいます。
  2. 汗による蒸れ
    →おしっこやうんちをした後のおむつの中は蒸れて湿度や温度が上がりがちです。そこに赤ちゃんが汗をかくと余計に蒸れてしまい、かぶれる原因となります。
  3. おむつやおしりふきがこすれたときの刺激
    →赤ちゃんの肌はデリケートなので、少しの刺激でかぶれることがあります。

そんな赤ちゃんのおむつかぶれを防ぐ強い味方がワセリンです。

ワセリンの特徴

ワセリン 塗布
おむつかぶれを防ぐためにこまめにシャワーでおしりを流してあげましょう、と言われますが、正直あまり現実的でないと思いました。

夏場ならシャワーもいいのですが、冬場はお風呂場自体が寒いのでかえってかわいそうでした。

そこでおすすめなのがワセリンです。

ワセリンは石油由来の保湿剤で、危険な成分が含まれていないため世界中で幅広く使われています。

私もこのワセリンをお風呂上がりやおむつ替えの後に塗ってあげたのですが、赤くかぶれていたのがずいぶんマシになりました。

ワセリン自体がおむつかぶれを治すわけではありませんが、排泄物の刺激から肌を守ってくれるので、おむつかぶれになりたての時には効果的でした。

ワセリンを使うメリット

メリット アイディア

ワセリンを使うメリットとして、大きく4つあります。

1. 肌に優しい
ワセリンは肌の表面を保護するための物なので、肌の中に成分が浸透すると言うことはありません。

アトピーの方でも皮膚を保護ずる目的でワセリンを使用している方がいますので、肌が敏感な赤ちゃんでも安心して使えます。

2. 皮膚を保護してくれる
皮膚が荒れているときは、外部からの刺激を抑えるため油分で皮膚表面をコーティングして保護する必要があると言われています。

ワセリンは皮膚表面に油の膜を張ってくれるため皮膚の乾燥を防ぎ、外部からの刺激からはだを守る働きをしてくれます。

そのため、おしっこやうんちなどが肌に触れても荒れにくくなります。

3.肌の水分を保った状態にしてくれる
ワセリンは皮膚表面に油の膜を張ってくれるため肌の水分が乾燥するのを防いでくれます。

そのため、肌が乾燥しづらくなり肌が荒れにくくなります。

4.安全なので安心して使える
ワセリンの中でも、白色ワセリン等余分な物が入っていないワセリンは肌本来の治癒力やバリア機能を損なわないので、安心して使えます。

間違って赤ちゃんの口に入ってしまっても、自然に体外へ排出されるケースがほとんどなのでそれほど気をつける必要もありません。

ワセリンを使う際の注意点

チェック 注意
ワセリンは皮膚の水分の蒸発を防いでくれる反面、塗りすぎると汗の発散を防いで熱がこもりがちになります。
また、厚塗りすると落ちにくく汚れやおむつの繊維などが付着しやすくなります。

おむつ替えの時に拭いてあげてもベタベタしていて中々取れず、しっかり拭き取ろうとするとかえっておしりの刺激になってかぶれてしまうこともあります。

ワセリンを使うときは、薄くこまめに塗ってあげるようにしましょう。

ワセリンはいろんな用途に使える

ワセリンは薄く塗ると言いましたが、本当に少しの量で大丈夫です。

ママの手のひらに少量取り、よくのびるよう温めながらのばします

後は、ワセリンを伸ばした手のらを赤ちゃんの乾燥している部分に押し当てるだけで大丈夫です。

塗るのではなく、プレスするイメージです。

赤ちゃんの場合、物足りないくらいがちょうどいい量です。

乾燥してきたと思ったらマメに塗り直してあげます。

また、ミルクやよだれをティッシュやタオルで拭くだけでも肌が負けて湿疹が出来ることがあります。

これを乳児湿疹と言いますが、乳児湿疹にもワセリンが有効だと言われています。

先ほどと同様、ママの手でしっかり温めて柔らかくしたワセリンを指先を使ってプレスするように塗ってあげます。

私も妊娠中の妊娠線予防としてワセリンを愛用していました。

たっぷり使えるのがおすすめです。

妊娠線対策は妊娠初期のケアが大切!妊娠線予防にはワセリンが効果的

おすすめのワセリン

多くにママが使用しているベビーワセリンです。

チューブタイプで使いやすいです。

日本製で添加物が一切入っていない100%のワセリンです。

無着色、無香料、パラベンフリーなので新生児から安心して使えるのが嬉しいです。

先に紹介した2つも問題なく安全に使えますが、それでも赤ちゃんが肌荒れを起こしてしまったというときはサンホワイトを使ってみて下さい。

サンホワイトは市販されている中でも純度の高いワセリンなので、特に肌荒れを起こしにくいと言われています。