おしゃぶりはデメリット?おしゃぶりを使う際に注意することと卒業時期

デメリットをよく耳にするおしゃぶりも正しい使い方を知って育児を楽に!

おしゃぶりを与えたいけれど、デメリットをよく聞くから躊躇しているという方も多いのではないでしょうか?

私も最初のうちはおしゃぶりを使うデメリットばかり考えていました。

色々調べていくうちに使い方によっては育児が少し楽になるアイテムということに気付きました

メリットやデメリット、使用注意を知っていればデメリットとなる要因を避ける事も可能です。

正しい使い方をして、おしゃぶりを子育てのお役立ちアイテムにする方法を紹介します。

赤ちゃんがおしゃぶりや指しゃぶりをする理由

赤ちゃん 指しゃぶり

赤ちゃんの多くは指しゃぶりをします。

個人差があるので、うちの子は指しゃぶりしないというママもいると思いますが、だいたい生後1、2か月ごろから始まります。

この指しゃぶりは吸てつ反射(きゅうてつはんしゃ)と言って、生きるために行われる反射行為です。

口に触れたものを本能的に吸うために起こります。

何かを吸う事で安心感を覚え、指やおしゃぶりを吸うと機嫌がよくなるのです。

また、指しゃぶりは遊びや学習のために行われていることもあり、その場合は成長の証しです

おしゃぶりのメリット

色々なものを触る赤ちゃんの手より、こまめに洗う事ができるおしゃぶりは衛生的です。

私も雑菌の侵入を防ぐためにも指しゃぶりの代わりにおしゃぶりを与えました。

ぐずって泣き止んでくれなくて、もう大変という時には活躍しました。

赤ちゃんの機嫌がよくなるのならぜひ使いたいアイテムです。

吸う行為は赤ちゃんのストレスを軽くし、リラックスできるため、おしゃぶりを与えることは泣き止ませる手段として有効です。

おしゃぶりをくわえれば赤ちゃんは鼻で呼吸をします。

鼻呼吸が習慣になれば、さまざまな病気のリスクの軽減や、虫歯予防になります

アメリカの研究によると、因果関係は不明ですが、おしゃぶりを使用することで乳幼児突然死症候群(SIDS)が発生の確立が低くなる傾向があると言われています(参考:Wikipedia)。

このように、健康のことを考えるとおしゃぶりを与えるメリットは大きいです。

おしゃぶりのメリット
  • こまめに洗えて雑菌の侵入を防げる
  • 吸う行為で赤ちゃんがリラックスできる
  • 鼻呼吸を覚えて病気リスクの低減につながる

おしゃぶりのデメリットと使用注意

メリットもたくさんありますが、デメリットもあるので注意が必要です。

多く言われるのが歯並びの問題です。

使い続ける事で、歯並びが悪くなったりかみ合わせが悪くなる傾向にあります。

歯並びのためには1歳半から2歳までにおしゃぶりを止めた方が良いと言われています。

そして、ぐずる事で母親の注意をひいていた赤ちゃんが、おしゃぶりを使うことでぐずらなくなるとスキンシップをとる頻度が減るといったデメリットも存在します。

疲れてしまった時はおしゃぶりを与え、心に余裕ができたら十分に赤ちゃんと接してあげて下さい。

おしゃぶりを止めさせようと思った時に、離せなくなっていたという依存症にならないために注意したい事があります。

寝る時はなるべく与えないようにしましょう。

寝かしつけが大変だとは思いますが、依存が強くなり今は良くても外す時に苦労する事になります。

赤ちゃんが自分で眠る習慣をつけるためにも、おしゃぶりは控えた方がよいのです。

おしゃぶりのデメリットと使用注意
  • 歯並びが悪くなるリスクがある
  • おしゃぶりに頼ってしまってスキンシップの時間が減る
  • 寝る時はおしゃぶりを与えない

おしゃぶりの卒業時期

赤ちゃん スキンシップ

おしゃぶりはハイハイを始めるころが卒業するタイミングです。

生後6か月から1歳の間に止められるように、おしゃぶりではなく他のおもちゃを与えてみることが大切です。

おしゃぶりを外して、赤ちゃんの声に耳を傾けてあげるのが言葉の発達にも良いかもしれません。

うちの子は、何個かおしゃぶりを用意して指の代わりに与えました。

吸わないものもあったので好みもあるのでしょうが、中にはおしゃぶり自体を嫌がる赤ちゃんもいます。

その場合は、メリットばかりではないために無理して与える必要はありません。

そして、泣いているからおしゃぶりをすぐに与えるということはせず、原因を考えてから与えてあげて下さい

育児を少し楽にしてくれるアイテムとして、部分的に使用することをおすすめします。

止める時のことやデメリットを理解したうえで、育児がどうしても大変な時はおしゃぶりを活用してみてもよいのではないでしょうか。